8月28日から9月20日まで、北海道東川町で開催されていたLATVIA展に伺いました。
なぜ東川町で?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、ここで東川町とラトビアのつながりを説明します。
2008年にラトビアのルーイエナ町と姉妹都市となり、町民交流が活発に行われています。こちらで交流の歴史についてご覧いただけます。
このような関係で、東川町はラトビアとつながりが深いといえます。そして、2010年からはラトビアから国際交流員が東川町に暮らし、ラトビアと日本の交流をするため、日々活動をしています。現在の交流員であるアルタさんが案内する東川町の魅力についての動画もあります。
2021年8月29日から町内の会場、ギャラリーzenで開催されていました。
東川町の中でも目立つ、美しい建物で展示会が開催されておりました。カフェと展示室があり、広々としたスペース展示されています。
展示会場に入ると、ラトビアで撮影された写真がたくさん展示され、その中央にはラトビアの雑貨商品がたくさん並んでいました。
日本全国でもラトビア商品がここまで見られる場所はそれほどないので、嬉しい限りです。写真はラトビアの人々が生き生きとした様子が展示され、まさにラトビアの本当の生活が感じられる雰囲気でした。
じっくり展示を見ていると、2階もあると聞き行ってまいりました。
2階にはラトビアの陶芸家イングリダ・ジャガタ(Ingrida Zagata)作品の陶器が展示されていました。(おそらく販売はしていないと思います)
初めて見ましたが、日本の陶器にも通じる温かみが感じられ、大きなお皿にはラトビア神道のマークと思われるデザインがあり、飾るだけでも迫力あると思いました。料理に使っても目でも楽しめ、ますます美味しくなりそうです。
ラトビアの絃楽器のクアクレも展示されていました。音色は下記動画をご覧ください。
ラトビアといえば、有名な手編みのミトン。様々な美しい種類のミトンがありました。せめて、厳しい冬のラトビアでは身につけるものくらいは明るくしていたのかと思いを馳せました。
東川町はラトビアの絵本も出版しています。かわいい絵本が展示されていました。
東川町のボランティアの方々がお店の接客をされ、しばし立ち話をしました。東川町の懐の広さや移住者にも優しいというお話など伺い、まるで、昔からの友達のように会話に混ぜてくださったのが嬉しかったです。ラトビアと日本の交流がますます盛り上がることを願いつつ、会場を後にしました。